塾長から

塾長:前田仁美

 

 皆さんには、どんな目標や夢があるでしょうか。それらを実現させていくために、高校入試、大学入試、就職・資格試験などは、避けて通ることができません。それらを乗り越えるためには、計画を立て、実行に移し、結果を反省し、改善や改良を加え、次の計画(Plan)へとつなげていかなければなりません。
  
 子ども時代に、勉強することを通して、 目標 → 計画 → 実行 → 反省 → 改善 の流れや方法(インプット)を学んで体験しておけば、将来、自分のおかれた立場の中で、学んだ事を発揮すること(アウトプット)ができます。
 
 勉強する目的は、単に学校の成績を上げることだけではありません。物事を分かる楽しさを味わい、時には苦労をしながらも、未来に向かう思考力や実行力を身につけることです。やがて、親元から離れ、独り立ちしていくときに、積み重ねてきた学習経験は次へのステップになります。よりよい人生を築いていく人間力の土台を、子どもの時代から、培ってほしいと心から願っています。

 

神明塾の指導方針

・自分の手や頭を使って考える

 

 近年、私たちの身の回りにある道具や機械の発達、インターネットの普及によって、子どもたちの生活や学習環境も大きく変化してきました。作業をするときには便利な道具を使うことが当たり前になり、人間の第2の脳と言われる手を使うことが少なくなってきました。

 その結果、手先が不器用になり、正しい鉛筆の持ち方ができにくく、書く手間を省きたがる子、ノートがうまく取れない子が増えてきました。また、いつでもどこにいても簡単に情報が入るようになったため、物事を調べ、整理して書き留めることが少なくなりました。 学習環境が便利になるにつれ、工夫をして考える機会を失っているように思います。 

 

 神明塾では、書くことや、考える時間を大切にします。問題を図に書いてイメージを膨らませたり、筋道立てて物事を考える習慣をつけさせます。勉強は楽しいことばかりではなく、時には忍耐力をもって取り組まなければならない時があります。子どもの能力を育てていくのに、コンビニでお弁当を買うようにお手軽にはできません。じっくりこつこつと手間をかけて取り組むことを心がけさせます。

 

・できるまで、粘り強く繰り返し 
 

 授業を聞いている時には分かっていても、自分一人でやってみると意外に解けないことがあります。教えられている時に分かることと、自分の力だけでやって、出来ることは全く別ものです。

 自分の力で 解けるようにするためには、まず、繰り返して解くトレーニングが必要です。その中で、できるようになるプロセスを学びます。次に、類似問題を解き、その後、発展した問題を解いていきます。質と量を考えた計画的なトレーニングを積んでいくことが、自力で難解な問題を解いていくことへの鍵になります。

 

・向上し合える環境

 

 神明塾の授業スタイルである一斉授業のよいところは、人から学ぶ機会をもてることです。周りにいる人の発言を聞くことで、質的にも量的にも1対1の個別学習の中では得難い思考の広がりや深まりが生まれます。また、友人やライバルが身近にいることで、彼らに近づこうとする努力の中で、やる気や向上心が湧いてきます。嫌いな食べ物を友達と一緒にいることで食べられるようになったり、100メートル走を一人で走るよりも、友たちと競争した方が、記録が伸びるようになったりするのと同じように、友達から受ける影響は奥深いものがあります。
 関心や意識が外に向かう子ども時代にこそ、自分と同じ目的をもった人たちの中で切磋琢磨しながら学ぶ環境が必要です。
 
 また、現代の多様化した社会を生きていく子どもを育てるにあたって、指導者の一言が、思考の形成や成長に大きな影響を及ぼします。単に教科指導ができればよいのではなく、高いコミニュケーション能力を有し、子どもと交流しながらも、迎合することなく子どもの能力を引き上げる力を持ち合わせた指導者が授業を展開しています。